HDDの接続ポートの変更に伴うfstabの修正
【目次】
マウント位置がずれたときには起動時にこのようなメッセージが出てきますので"/"(ルート)があるファイルシステムを指定します。
とりあえず現時点ではルートのみマウントしたシングルユーザーモード状態で起動しているので残りの足りないファイルシステムをマウントして作業を行います。
あとは再起動して正常に起動できるようになっているか確認して終わりです。
(色分け:入力値、コマンドライン、コメント)
Manual root filesystem specification:
<fstype>:<device> Mount <device> using filesystem <fstype>
eg. ufs:/dev/da0s1a
? List valid disk boot devices
<empty line> Abort manual input
mountroot> ufs:ad4s1a
HDDのデバイス名が分からない場合は"?"を指定すると現在、認識 しているファイルシステムを表示できます。
Enter full pathname of shell or RETURN for /bin/sh: [Enter]
その後はシェルを聞かれますがデフォルトのまま使用します。 ("tcsh"にしたらエディタで正しく表示できなくなったりするので そのままにしています。)
(色分け:入力値、コマンドライン、コメント)
# /sbin/mount /dev/ad4s1d /tmp # /sbin/mount /dev/ad4s1e /var # /sbin/mount /dev/ad4s1f /usr
※マウントしたら"ls"コマンドでマウントしたディスクがあって いるか確認しておく。もし違っていたら、アンマウントして別の ファイルシステムをマウントする。
# /sbin/mount -u / おそらくルートが書き込み禁止になっているので変更しておく。 # swapon -a メモリに十分な容量が無い場合には実行しておくと良いみたい。 # /usr/bin/ee /etc/fstab エディタでfstabを開いてad0となっているところをad4へ編集します。
そうなったときには"/etc/fstab"を適切に変更しないといけないのでその方法。
作成日:2008.6.2
更新日:2008.7.27