配布されているtar.gz形式の圧縮ファイルを解凍します。
shell> tar xzvf cacti-version.tar.gz
MySQLにcactiという名前のデータベースを作成します:
shell> mysqladmin --user=root create cacti
デフォルトのデータベース情報をcactiにインポートします:
shell> mysql cacti < cacti.sql
Cacti用のMySQLのユーザ名を作成します(任意)
shell> mysql --user=root mysql mysql> GRANT ALL ON cacti.* TO cactiuser@localhost IDENTIFIED BY 'somepassword'; mysql> flush privileges;
Cactiの設定ファイル"include/config.php "を編集します。
(設定内容は上から順にデータベースの種類、データベースの名前、接続先のホスト名、ユーザ名、パスワード)
$database_type = "mysql"; $database_default = "cacti"; $database_hostname = "localhost"; $database_username = "cactiuser"; $database_password = "cacti";
グラフとログを生成するためにCactiのディレクトリのパーミッションを設定します。 このコマンドでは各ディレクトリのパス指定が相対アドレスとなっているためCactiのディレクトリ内から実行するようになります。
shell> chown -R cactiuser rra/ log/
(" cactiuser"にはOS上で有効なユーザ名を指定します。尚、ここで指定したユーザはデータ収集にも利用されます)
"/etc/crontab"もしくはそれに相当するファイルに次の行を追加します:
*/5 * * * * cactiuser php /var/www/html/cacti/poller.php > /dev/null 2>&1
"cactiuser"は6で指定したものと同じユーザ名を指定します。
"/var/www/html/cacti/"はCactiを置いてあるディレクトリのフルパスを指定します。
ブラウザへ移動します:
http://your-server/cacti/
上記URLへアクセス後、インストールガイドが表示されますので画面の指示に従って設定を行います。設定完了後はログインフォームが表示されますのでユーザ名/パスワード欄に"admin"を入力して管理者権限でログインします。尚、パスワードは初期設定のままではセキュリティ上、あまり好ましくありませんのでログイン後はすぐに変更を行ってください。